園での生活を見てみよう!

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園長だより「田植えに参加して来ました」

分散登園ですが6月3日から通常の保育が始まりました。4月からは2か月ほど経ってい
ますが、年少さんにしてみれば、生まれて初めてお母さんと離れ離れになる人生の一大事です。
例年であればバスから泣きながら降りて来る子が必ずいますが、今年はみんな驚くほど落ち
着いています。幼稚園に着いて、玄関で外靴を脱ぎ、ちゃんと自分の教室の下駄箱のところ
まで行って、上履きに履き替えています。大したものですね。

さて、雲雀丘学園では創立70周年の記念事業として、雲雀丘学園幼稚園の奥にあった
湿地(元は池でした)を整備して、里地里山を作り、「自然との触れ合いを通し、情操豊かな
子どもたちを育てよう!」をスローガンにした「里地里山プロジェクト」が昨年立ち上がりました。
湿地だったところを水田にするには、土地の改良が必要で、昨年大量の腐葉土を投入しました。
今年、田植えが出来るかどうか心配していましたが、6月6日に、学園小学校の30組の親子に
よる田植えがあり、私も参加して来ました。 田植えは初めての経験でしたが、遅めの植付けに
適したキヌヒカリというお米の苗を4本ずつ一まとめにして、20cm間隔で植えていきます。
今年の秋の収穫が楽しみです。出来れば年長さんには収穫のお手伝いをしてほしいと思っています。

この出来たばかりの里地里山ですが、カルガモが来たり、水田の横の水たまりにはアメンボが
いたり、モリアオガエルとシュレーゲルアオガエルが卵を産んでいます。中山台幼稚園からは
少し離れたところですが、年に1、2度は子どもたちと訪れたいと思います。