園での生活を見てみよう!

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園での生活を見てみよう!
園での生活を見てみよう!

園長だより 「感激しました生活発表」

今年度の最後の大きな行事「生活発表会」が無事終わりました。
それぞれのクラスが、練習以上の最高のパフォーマンス(まさにシーズンベスト)を発揮し
てくれて、子どもたちにも先生方にも心から拍手喝采を送りたいと思います。

 

中山台幼稚園の「生活発表会」で行う「劇遊び」は、先生からの指示だけで動くお仕着せの
劇ではなく、子どもたちに絵本や物語を読み聞かせ、そこに登場する人や動物、昆虫、植物に
なりたい、その役を演じたいという思いを大切にして、その思いが自然な形で演技に現れる
ところが、大変いいと思っています。

 

加えて、自分のクラスの演技が終わったあと涙を流す先生が多いですが、それほど先生方は
この日のために全精力を注ぎ込み、無事に終わったという達成感や安堵感が涙となり、その涙の分、
保育者としての力や経験を積んでいきます。

実は、この「劇遊び」を中山台幼稚園に持ち込まれた方が、私の4代前の園長の古谷祈世子先生です。
古谷先生は、1978年に中山台幼稚園に赴任され、1995年から6年間園長をされましたが、
それまでは大阪市立の幼稚園で、この「劇遊び」を学ばれたそうです。中山台幼稚園に来られ古谷先生が
担任のクラスの育ちがいいことに、他の先生方も気付き、表現保育(劇遊び)が中山台幼稚園の特色保育に
なりました。

「劇遊び」は、子どもたちを成長させると共に、先生方の保育力も高めていきます。
この中山台幼稚園の表現保育の伝統は、今後もを絶やさず高めていきたいと考えています。