
朝の登園バス、「おかあしゃ~ん・・・」と涙いっぱいで登園してくる年少さんの男の子。
バスから降りるとまっすぐ私のところへ来て、「早く帰ります」と必死に伝えてくれます。
小さな胸の中で、一生懸命がんばっているのだなぁ~と、その言葉を受け止めながら、いつも手をつないでお部屋まで
いきます。
そして今朝のことです。その子と手をつないで歩いていると、後ろから同じバス停の年長さんの男の子2人が
なにやらひそひそ相談をしていました。
「どうする?」
「つれていこか?」
「どうする?」
耳をダンボにして聞いていると、どうやら泣いている年少さんのことを話している様子。
すると、
「ぼくたちが連れていくわ!」
と頼もしい声!そして自然と年少さんの両側に並んで、手をつないで、お部屋まで一緒に連れて行ってくれました。
その後ろ姿には、大人を必要としないなんとも言えない姿と同時に朝から微笑ましい光景をみせてもらいました。
まだまだ年少さんにとっては毎日が冒険の日々。
不安になる日もある中で、「大丈夫だよ」の言葉だけでなく、行動で包み込んんでくれる年長さんの姿に
胸が熱くなりました。幼稚園は、わたしたちが育てる場所ではなく
子ども同士の関わりの中で、たくさんの優しさや思いやりが育っていく場所なのだと改めて感じました。
泣いている子もその子にとって大切な育ちの時間。
そして、その涙にそっと寄り添える年長さんの姿も素敵な育ちの一場面でした♪