園での生活を見てみよう!

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園長だより「3学期が始まりました」

1月8日より最終学期が始まりました。
私が小学生の頃、3学期の始業式では毎年のように校長先生から「1月はいぬ、
2月は逃げる、3月は去ると言い、3学期はあっという間に過ぎてしまうので
それだけに有意義に過ごしてほしい」という主旨の話を聞きました。
特に年長クラスは幼稚園生活最後の学期ですので、いい思い出をいっぱい
創って巣だってほしいと思います。 

これから2月の「生活発表会」に向けて子どもたちは「劇あそび」を楽しみます。
中山台幼稚園の「生活発表会」はご存知のように派手な衣装も立派な舞台も用意
しません。日常のあそびの中で見せる、生き生きとした身振りや言葉のやり取り
などから、子どもたちは本来「劇あそび」が好きなことがわかります。先生から
のお仕着せの台詞や仕草を覚えるのではなく、子どもたちが自然に持つ何かに
なってみたいという欲求、その気持ちを大事にした「生活発表会」にしたいと
考えています。 

教育とは、何かが上手にできたかどうかという行為の出来栄えの良し悪しを評価する
よりも、その行為に向かっていく子どもたちの心身のありようをより大事にしなければ
なりません。子どもたちにとって、3学期は「劇あそび」を通し美しい自然や物語から
正しく生きることや友達との関係を大切にすることを学ぶ、そんな学期にしてほしいと
思います。

本年もどうぞよろしくお願い致します。