先日どんどこ山の隣の砂場の枠作りを行い、本日土曜参観に併せて砂場の土運びを行いましたが、天気予報とにらっめの毎日でした。何とか曇りでいいのでお天気が持ってくれることを祈っていましたが・・・祈りは届かず雨。
数日前に担任が砂場の話とお天気の話をしたそうです。すると子どもたちは「わたしたちも砂場作りに参加したい」と意欲的で、お家の方が手伝ってくれることを伝えると「わ~めっちゃ嬉しい♪絶対ありがとうって言わないとね♪」とクラスで口々に言っていたそうです。そして前日にはお天気があやしいとわかると、てるてる坊主を作ってくれた子もいたそうです。
年長の保護者の皆様には、この様なお天気の中、参観前にお手伝いをお願いする形となりご心配をおかけしたことと思います。ですが、土運びが始まるとお父さん・お母さんのチームワーク(団結力)があって、保護者の方から「二列でバケツリレーした方がいいね!」「スコップ隊!そろそろ交代しましょう!」と声の掛け合いが素晴らしく感動しました。そして、バケツリレーの合間も皆さんのポジティブな言葉に発する言葉の大切さ、そして周りに広がっていく波動を感じた時間でした。私がちょろちょろしていると「先生!僕たちがやりますので大丈夫ですよ」と心強いお言葉をいただき大変有難かったです。
さて、雨と言えば何となくマイナスのイメージが強いですよね。長靴を履いて水溜まりにバシャバシャいけば服も汚れ、お洗濯も大変・・・(よ~くわかります)そして、子どもが風邪をひいてしまうのではないかと心配に思う気持ちもよくわかります。しかし、子どもたちは雨の日にしか感じられない素晴らしい経験と学びがあるということ。そして自然から受ける感覚刺激は子どもたちの五感を育むのにとても大切なのです。
雨になる独特なにおいや、雨の強さ、大きな水たまりの中をバシャバシャ♪雨が降り続くとだんだん土に変化が出て、グチュグチュになった土の上を歩いてみたり(笑)雨上がりになると子どもたちはどろんこ遊びに適した場所をよ~く分かっているのも凄い!どんな環境においても自分で自分を楽しませる力を持っていること。素晴らしいですね。大人が思う想像以上の楽しみ方を知っているのが子どもたちです。
少し脱線してしまいましたが、やはり保護者の皆様の支えなしには出来なかった砂場作り。お天気に悩まされましたが雨だったから気づけた事もあったような気がします。藤棚の下の砂場には大きなお山作りができるくらいの砂が入ったので、きっと子どもたちの遊び場が広がり沢山の笑顔を見せてくれることを楽しみにしています。
最後になりましたが、お手伝いくださいました保護者の皆様方、雨の中本当にありがとうございました。