
先日、中学1年生になる娘が「大切なものとは何か」というテーマで文を書いていました。
その文章を読みながら、私は思わず手を止めてしまいました。
娘は、「大切なものは、形にしにくいく、目には見えずらいものだと思う」と書いていました。
家族や友達、自分を支えてくれる人、そして自分の経験。
それらは、失ったり、離れたりした時に初めて、その大切さに気付くことが多いのだと。
ここまで読んでいると「何があったの?」「何を悟った?」と普段の娘の様子からは想像できない(笑)
文章の中には、娘が3歳の頃に亡くなった「おじいちゃん」との思い出が綴られていました。
毎日のように手を引いて歩いていた道、そして「どーっちだ」と差し出され娘が「こっち!!」というと
手の中から大好きなお菓子が出てくるのがとても嬉しくて楽しみだったようです。
そんな当たり前だった時間が、別れを経験して初めて、かけがえのないものだったと気づいた・・・
そんなエピソードでした。
幼稚園で過ごす子どもたちも、今まさにその「特別な時間とは思っていない時間」の真ん中にいると思います。
家族や先生やお友だちがそばにいること、安心して遊び、笑い、時には泣ける場所があるということ。
それらはすべて子どもたちにとって、目には見えないけれど、心を支えている「大切なもの」だと思います。
子どもたちはまだ「大切なもの」を言葉でうまく表現はできないかもしれません。
けれど、お家の人に抱きしめられて安心する気持ち、友だちと気持ちが通じ合った時の嬉しさ
時にはうまくいかなかった時の経験も含めて、一つひとつが心の糧になって積み重なっていきます。
誰かを失ってからではなく、離れてからではなく、今ここにある関係や時間を大切にすること。
娘の文を通して、幼稚園で過ごす1日1日の大切さを改めて感じました。
幼稚園生活の毎日が、子どもたちにとって「大切なものに気づく土台」になるよう丁寧にかかわってまいります!
普段ドッタバタで、適当な子育てで猛反省づくしの母に、大切な事を気づかせてくれた娘よ!ありがとう!