在園児の保護者の方へ

園での生活を見てみよう!

園長だより「感染防止のための参考情報」

先日、学園講堂で講演をしていただいた大阪大学名誉教授の宮坂昌之先生より、
新型コロナウイルス感染症対策として、慶応大学の佐谷秀行先生が作られた
マニュアルがとてもわかりやすいとのことでしたので、そのままご紹介させていただきます。

ウイルスが出てくるのは咳とか唾とか呼気。 でも普通の呼気ではうつりません。
これまでのほとんどの感染は、①感染者から咳やクシャミで散った飛沫を直接吸い込む、
②飛沫が目に入る、③手指についたウイルスを食事と一緒に嚥下してしまうという3つの
経路で起こっています。

感染にはウイルス粒子数として100万個ほど必要です。一回のくしゃみや咳や大声の会話
で約200万個が飛び散ると考えられています。つまり感染者がマスクをしているとかなり
防ぐことができます。 なるべく鼻で息を吸いましょう。

口呼吸で思い切りウイルスを肺の奥に吸い込むのはダメです。 外出中は手で目を触らない、
鼻を手でさわらない(鼻くそをほじるのはNG)、唇触るのもだめ、口に入れるのは論外。
意外と難しいが、気にしていれば大丈夫です。

人と集まって話をする時は、マスク着用。 食事は対面で食べない、話さない。食事に集中
しましょう。会話は食事後にマスクして。 家に帰ったら、速攻手を洗う。アルコールある
なら、玄関ですぐに吹きかけて、ドアノブを拭きましょう。

咽頭からウイルスがなくなっても、便からはかなり長期間ウイルスが排出されるという
報告があります。ノロウイルスの防御法と同じように対処を忘れずに。

感染防御のルールを再度整理します。
①マスクと眼鏡の着用
②手指の洗浄と消毒
③会食は対面ではせず、一人で食事を短時間で済ませる
④外から帰宅時は先にシャワーを浴びてから食事。
陽性患者さんの多くは、手指から口に入るか、食事の時に飛沫感染しているようです。
以上を守って元気でいましょう。