園での生活を見てみよう!

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園長だより「卒園児に思うこと」

先日、宝塚市の教育委員会の方から、宝塚市の小学校の低学年のクラスで、
先生の言うことを聞かず、授業中に動き回る児童が増えているとの話を伺いました。
こういう子どもに発達的な問題はなく、参観日の時には大人しくしているそうで、
あたかも先生を困らせているような、そして真面目に勉強しようとしている他の
児童に対し迷惑を掛けている行動は大問題です。

幼稚園の最大の使命は、スムーズな小学校生活が送れるように子どもたちを教育し、
送り出すことです。例えば、集団生活をしていく上での最も大事なナマー、
「やっていいこと、やってはいけないこと、やらなければいけないこと」を教えますし、
常に先生の言うことをよく聞くように指導をしています。実際、幼稚園では子どもたち
はよく先生の言うことを聞きます。これらのことはどこの幼稚園でも同じだと思いますが、
それが卒園して間もないうちに上記のようなことが起ることを不思議に思うと同時に、
幼稚園でどのように指導していけばいいのか悩むところです。

話は変わりますが、先日恒例の「同窓会」が行われ、今年も約280名の1年生から
6年生までの卒園児が元気な顔を見せてくれました。毎年これほど多くの卒園児が
来てくれることを嬉しく思うと共に中山台幼稚園の誇りでもあります。
ただ卒園児には、中山台幼稚園を離れても、人様に迷惑を掛けることにないように
そしていじめの加害者にならないよう成長してほしいと切に思います。