園での生活を見てみよう!

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園長だより「楽しいことが心を育てる」

幼稚園の数ある行事の中で、子どもたちが一番盛り上がるのは、「クリスマス会」の時で、
サンタさんが登場する場面です。昨年まではサンタ役を学園小学校の外国人の先生に頼ん
だりしていましたが、今年は初めてお願いする外部の人でしたので、もし何かの手違い
や都合で来られなかったら、子どもたちがどれほどがっかりするかと思うと気が気で
なりませんでした。

 

幼児期の子どもたちの心は、楽しいことを実際に経験することや、絵本など通して、
心の中のファンタジーの世界で遊ぶことで、健やかに成長します。サンタさんに会える
ことは、大人が想像する以上に、子どもたちの心が生き生きと活性化し、そのことが
前向きな姿勢や他者を思いやる心の余裕につながるように思います。

ドイツ出身のアメリカ人の詩人、サミュエル・ウルマンの有名な詩の「青春とは」に
「青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。・・中略・・
理想を失う時に初めて老いがくる。歳月は皮膚のしわを増すが情熱を失う時に精神はしぼむ。」
とあります。 大人も子どもも精神がしぼむことのないように如何に生きるか。幼児期の子ども
の場合は、特にその環境を幼稚園や家庭で如何に作るかが大事なことのように思います。