園長だより「感動をくれて、ありがとう！」

幼稚園児にこんなことまで出来るのか？そう思って見ていただいて保護者の方も
多かったのではないでしょうか。今年の「クリスマス音楽会」でも、子どもたちは
練習の成果を如何なく発揮し、素晴らしい合唱や合奏を披露して、大きな感動をくれました。
本当にありがとう。私は君たちを誇りに思います。 また、先生方も無数にある曲の中
から時間を掛けて選曲し、練りに練った楽譜を作り、この１か月間本当に熱心に指導を
してくれました。心から感謝です。

　

「クリスマス音楽会」の数日前の年長組の練習でのこと。練習疲れからか、その日は
今一つ出来で（私はそうは思わなかったのですが）、年長の先生が「こんな調子で楽しみ
にして見に来てくれるお父さんやお母さんが感激すると思う？」と子どもたちに発破を
かけたところ、何人もの園児が「そうは思わない」と反省の弁を口にしました。「みんな
がそう思うのだったらもっと頑張ろうよ！」と先生がエンカレッジ。先生の真剣さが
子どもたちに伝わったのでしょう。その後の練習では子どもたちの声の張りが違いました。

子どもたちが持つ可能性を引き出すというのが教育ですが、そのためには当たり前の話
ですが、指導者が真剣にならないと子どもたちには響きません。毎日の練習が子どもたち
と先生の真剣勝負の場でした。
因みにピアノも弾けず音痴な園長先生は、終始褒め役に徹していました。