園での生活を見てみよう!

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園長だより 「早期の英語教育について」

中山台幼稚園では10年前から正課でネイティブの外国人教師による英語を取り入れていますが、
これは外国の人や英語に慣れてもらうことを目的にしています。また、もう少し英語に触れさせたい
という方のために4月から課外教室で英語をすることになりました。ECCさんにお願いしたのは、
ジュニアレッスンに関して40年の実績があり、卒園後もお近くのECCの教室(宝塚市内で33教室)
で継続してレッスンが受けられるからです。 

以下小学校の話ですが、ご存知のように小学校では2011年から5年生と6年生を対象に週1回の
「外国語活動」が始まりました。そして2020年からは成績のつく正式な「教科」として週2回の
授業が始まります。さらに3年生から「外国語活動」が行われます。近隣の国に目を向けてみますと、
韓国では1997年より、中国と台湾では2001年より、いずれも小学校3年生から英語教育が開始されています。 

一方、早期の英語教育についてはいろんな意見があるのも事実です。英語を一生懸命勉強するあまり
母国語である日本語の学習がおろそかになってはいけませんが、昨今の訪日外国人の急増や、
あらゆる分野で益々グローバル化する世の中にあってはやはり早期の英語教育は必要と思われます。
但し、小学生に文法や言葉の意味を重点的に教え、覚えさせ、テストで良い点を取るために記憶しな
いといけないと子どもたちが思うようなことになれば、本来の目的とはかけ離れます。ましてや就学前
の幼児期であればなおさらのことで、英語に拘らず何事においてもそうですが、如何に楽しんで学べるか
を心掛けたいと思います。