幼小の連携
先日は学園小学校の教頭先生の講演会についてご報告しました。これは立派な幼小の連携活動と言えます(自分たちで“立派”というのも憚られますが)。2月25日(土)には今の年中組のお子さまが学園小学校で体験授業に参加する機会もあります。(詳しくはホームページでご確認ください)
昨日、一番近くにある公立小学校の校長先生が来園されました。
同じ中学校校区内にありますので、地域の青少年育成市民会議や災害対策委員会などでちょくちょく顔は合わせていましたが、お互いの学校・園の様子について、ゆっくりとお話ししたのは初めてのことでした。
当然のことですが、幼稚園・保育園と小学校は全く別の組織ですし、先生方も行き来はありませんので、お互いのことは深く理解することが難しくなっています。しかし、子どもたちは幼児期から小学校卒業までの9年間、いろいろな先生やお友だちと生活を共にし、それぞれの年相応に且つ、個性をもちながら成長していきます。その途中、6歳までと7歳からの育ちに壁や断絶はありません。ひとり一人の子どもが安心してのびのびと楽しい幼少期の学校生活をおくれるように私たちが考えなくてはなりません。そのために、幼稚園は小学校の子どもの育ちを、小学校は幼稚園での子どもの育ちを肌感覚で知る必要があるように思います。小学校上級生と幼稚園児が交流の場を持ったりすることの前にやるべきことがありそうです。
校長先生とは「体が資本、健康な強い子どもを育てましょう」「先生同士、お互いを知ることから始めましょう」ということで意見が一致しました。そして早速ですが、次回の小学校オープンスクールにお邪魔することに決めました。その様子はこのコラムでご報告することにします。