園での生活を見てみよう!

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園長だより 「勉強好きになる子 どんな子?」

先日の朝日新聞に標記のタイトルの記事が掲載されていました。

これは東大とベネッセが約1.6万人の子こどもとその保護者に対して行った調査です。学年が上がるに連れ、
勉強が嫌いになる子どもが増えるなか、「好き」になる子は「新しいことを知るうれしさ」などが動機で、
「テストで間違えた問題をやり直す」といった学び方をしていることが多いとのことでした。
また、「繰り返し書いて覚える」、「わからない点を確かめながら勉強する」などの質問項目が、「好きな子」
と「嫌いな子」の差が大きかったようです。 

私は好奇心の多い少ないが、勉強の好き嫌いにも大きく関係していると思っています。では、どうすれば
好奇心が育つのでしょうか?これは性格的なこともありますが、子どもが好奇心を持つような環境を作る
ことが大切です。例えば、出来るだけ多くのことを体験させる。子どもとの対話の時間を多く持つ。
絵本の読み聞かせも好奇心を育てることに役立つと思います。さらに好奇心を育てるには図鑑がいいと
言われています。例えば外遊びの時に蝶々を見たとします。それがなんという名前の蝶か家に帰って図鑑
で調べます。そうすると他にもいっぱい色々な種類の蝶が載っていて、子どもの好奇心が膨らんでいきます。 

自然との触れ合いを重んじる中山台幼稚園の「表現保育」は、子どもたちの好奇心を育てることも狙いの
大きな一つです。今、年少の子どもたちは園庭で一生懸命だんご虫さんを探しています。