園長だより「年少さん、頑張っています！」

新入園児が入園して２週間が経ちました。しくしく泣きながら登園してくる園児もいますが、
みんな初めての幼稚園での集団生活を楽しんでくれていますのでどうかご安心ください。

私事で恐縮ですが、家内の話によるとうちの息子も幼稚園に入りたての頃は泣いてばかりいたようです。
ということはその父親の私も泣いていたかもしれませんね。記憶はありませんが。

まだまだ幼い３歳の子どもたちですが、不安でいっぱいながらもその適用能力はたいしたものです。
通園バスの自分の座席をすぐ覚えることはもとより、幼稚園に着けば次々にしなければいけないこと
が待っています。 

1. 通園バスから降りて自分の保育室へ行く。（暫くは年中・年長のお兄さん・お姉さんの
   エスコートがあります）
2. 玄関のところで園長先生に挨拶をする。
3. 外靴を脱いで、自分の靴箱に入れ、上履きを取り出し履き替える。
4. リュックサックからシールノートを取り出し、何種類かある出席シールから自分で選ん
   でノートに貼りまたカバンに戻す。
5. お便りばさみを取り出しカゴに入れる
6. コップを取り出しカゴに入れ、タオルを自分のマークのついたタオル掛けに掛ける
7. リュックサックと帽子を自分のロッカーに掛ける 

もちろんこれらのことを現時点では全員が完璧に出来るわけではないですが、一月あればマスターします。 
また、先週の木曜日から午後保育が始まり年少さんも体操服にお着替えをしました。その際には年長クラス
のお兄さん、お姉さんが着替えの手伝いに来てくれています。 

教育とは自立のためにありますが、幼稚園での集団生活における様々な体験を通して、生きる力の基礎を
つくり自分の力で羽ばたき小学校へと巣立っていってほしいと思います。