園での生活を見てみよう!

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園長だより「生活発表会の劇遊びのこと」

年長、年中クラスの保護者の皆様には参観でご覧いただきましたが、2月24日、25日に
行われる「生活発表会」で披露する劇遊びを子どもたちは楽しんでいます。 

劇遊びの内容は、「クラスだより」で紹介させていただいていますが、発表会で取り上げる
物語やお話しの長さは、クラスによって大きく異なります。例えば年長クラスでも、
ねむのき組の「ニルスのふしぎな旅」やくすのき組の「みつばちマーヤの冒険」はかなりの
長編物語で、文庫本にすると200頁を超えます。一方、すぎのき組の「はなのすきなうし」
は大人であれば読むのに5分もかからない短いお話しです。 

長いお話しと短いお話しでは、劇遊びをするのにどちらが難しいのかを先生方に聞いたところ、
どちらも難しいという答えでした。さすがに長編物語の場合すべてを子どもたちに読み聞かせる
のは難しいので、半分くらいになった本を毎日少しずつ読んでいますが、それでも劇遊びにどの
部分を取り上げるかを悩み、また 短いお話しでは、その話を如何に膨らませ子どもたちの
想像力を引き出させるかを悩みます。 

思い起こせば私は子どもの頃、家にあった回転する椅子をひっくり返しハンドルに見立て一人で
バスの運転手さんごっこをしていました。子どもたちは本来空想の世界で何かになってみたいと
いう心を持っていますので劇遊びを楽しみますが、先生方は子どもたちが物語により興味を抱き
想像力を掻き立て、お仕着せではなく生き生きとした身振りや台詞をどう引き出すか、本番まで
模索の日々が続きます。

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