園での生活を見てみよう!

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園長だより「運動会の練習、頑張っています!!」

2学期に入り今年は雨の日が多いですが、子どもたちは10月7日の運動会に向け、頑張って練習して
います。保護者の皆様も成長したお子様の晴れ姿を楽しみにされていることと存じます。
中山台幼稚園では毎年恒例で、年少は可愛いダンス、年中はチアダンス、年長は組体操とパラバルーンを
しています。みんな本当に一生懸命練習をして、本番では毎回私は涙を流しますが、そのくらい感動する
素晴らしい演技を披露してくれます。

運動会や音楽会や発表会などの大きな行事を通し、子どもたちは成長していくとよく言われます。
運動会で言えば、例えば年長の組体操。子どもたちは練習の時も本番も裸足です。膝をつく場面も多く、
これほど痛い目に合うことは恐らく生まれて初めての経験ではないでしょうか。しかも練習は毎日です。
中には泣きべそをかきながら痛いのを我慢している子もいます。痛いけれど我慢して何度も練習していく
うちに、出来なかったことも出来るようになり、先生から(園長からも)褒められ、達成感を味わうよう
になります。さらに集団行動ですので、我儘はゆるされません。また、出来ないお友達を心配したり
助けたりすることもあります。そう考えると、この練習の過程こそ、子どもたちが成長する要素がいっぱい
あるのです。

我慢すること、集団生活での規律を守ること、先生の言うことをよく聞くこと、困っている友達を助ける
こと等、これらのことはまさに幼児期に学ぶべきことで、これらのこと(生きる土台)を身に付けて
小学校に上がるからこそ、勉強も出来るようになると思います。雲雀丘学園中学高等学校の大森教頭先生は、
長く進路指導をされてこられた先生ですが、勉強をするにあたって一番重要なことは「素直さ」だと言われます。
この「素直さ」を身につける時期も幼児期です。さらに思うのは、幼児期にこれらの躾がしっかり出来ている
子どもは、就学後に真面目に勉強もするでしょうし、もし勉強が苦手な子どもでも間違いなく大人になって
世の中の役に立つ人になると思っています。頑張れ!!